最後まで帰れなかったのは、うちの子だけだった

長女は現在3歳です。

今の一番の悩み。それは、公園から帰れないこと。

下の子が生まれてからは特に、二人を連れて帰る大変さがわかっているから、むしろ公園に行くこと自体をためらってしまう。本当は行かせてあげたい。

思いきり遊ばせてあげたい。長女だけの頃は、時間の許す限り付き合っていたつもり。

でも帰る時間になると、泣き叫び、地面に寝転び、最後は抱きかかえて帰る。毎回でした。

最近わかってきたことがあります。この子は限界まで遊ぶ。そして限界まで起きている。
公園で思いっきり遊んだら寝てくれるだろう。そんな考えはあまかった^^
眠くなると感情のコントロールがさらに難しくなり、ハイになって動き回る。
ちょうどそれが帰る時間と重なると、本当に大変です。

それでも私は思うようにしています。

もっともっと遊びたいんだよね。

好奇心が強いんだよね。

子どもだもん。そりゃそうだよ!新しいものばかり!

そう思っていても、やっぱり疲れ果ててしまう。

そんな長女も幼稚園生になりました。
先日、親子ピクニックの行事があり、みんなで踊ったり、お花を探したり、ダンゴムシを見つけて大はしゃぎ。
レジャーシートを広げてお弁当を食べて、とても楽しい時間でした。

そして、かいさーん!

もちろん半分以上の生徒(40人程)はそのまま公園で遊んでいました。
その瞬間、私の頭によぎったのはひとつだけ。
「あぁ…今日は泣かずに帰れるかな」

残り10人・・・5人・・・

結果は――。

最後まで帰れなかったのは、うちの子でした。

最初はびっくりするくらい順調で。

「あれやったら帰るよ!」

と長女の方から言ってきてくれて

成長したなぁ。って喜んでたり。

もしかしたら今日はうまくいくかもしれない!

でも、一緒に遊んでいたお友達とお別れする時間になると状況は一変。

「やだー!まだ遊びたーい!Sisterのいえにいくー」(長女はお友達をBrotherかSisterと呼びます)

泣き叫び、お友達を追いかける。

自転車にも乗らない。反り返って乗せられない。

コンビニへ誘う・・が
大好きなアイスもチョコレートもいらない。

おもちゃもいらない。

何を言っても届かない。

横断歩道手前で泣き叫びながら地面に寝転ぶ長女を必死で抱きかかえ、私はただ彼女と向き合うしかなかった、ひとまず安全な場所へ。

お菓子をみて気が変わると信じてコンビニへきましたがキンキン声で泣き叫ぶ。しゃがみこむ。寝転ぶ。

でも不思議なんです。

私はこの子を見ていて、恥ずかしいとは思わない。

うるさくしてしまって申し訳ないとは思う。

でも恥ずかしくはない。

むしろ周りには、どうか見守ってほしいと思う。

ありがたいことに、「静かにして、させてよ」と言われたことはありません。
思っていても黙っていてくれているそれだけでも有難い。そりゃうるさいよ、私もわかってる。

そして散々コンビニ中に泣き声をひろげてから、しばらくして・・

突然、長女がニヤッと笑いました。

あ!もう大丈夫だ!

これは私だけが知っているサイン。

感情の波が過ぎた合図だ。

そのあと長女は、

「まま~キティちゃんのチョコレートは?」

と笑いながら言いました。

私は心の中で大きく息を吐きました。

あぁ、戻ってきた。

ちゃんと自転車にも乗ってくれました。

私はただ、

「落ち着いた?えらい!!!帰ろう!家でなにしよっか?」

と言いました。

こんなふうに明るく言えるようになったのも、たくさんの失敗と経験があったからだと思います。

でもね。

この子、本当に人が大好きなんです。

公園へ行けば年齢関係なく「あそぼ~う!!!」と叫ぶ。みんなを巻き込む。結果すごい人数で遊んでたり。

赤ちゃんを見つけたら近寄っていく。ハグする。一緒にハイハイしてみる。同じ目線になることができる。

泣いている子がいたら、すぐに近寄って「だいじょうぶ?」と心配する。

とにかく全力。

いつも200%で生きているような子です。

だからお友達と別れるのもつらい。帰るのもつらい。

だから感情が溢れてしまう。

そんな気がしています。

でもさすがに、この日思いました。

あれだけたくさん子どもがいて、最後まで泣き叫んで帰れなかったのは、うちの子だけだったなって。
実は前にもこんなことがあったんです。

発達相談をすすめられたこともあります。

今でも悩みます。

わがままなのかな。

特性なのかな。

私の対応が悪いのかな。

答えはまだわかりません。

でも怒鳴らずに我慢できる親がいるのかなって、本当に思う。

私は決して穏やかな母親じゃありません。

イライラもするし、余裕がなくなる日だってたくさんある。

それでもわかったのは、

この子は困らせたくて困らせているわけじゃない。

本当に遊びたいし、本当に人が好きなんだ。

だから感情があふれてしまう。

そう思うと、少しだけ見え方が変わる。

もちろん今でも悩みます。

それでも、やっぱり私はこの子のことが大好きです。

誰にでも話しかけて、赤ちゃんを見つけたら駆け寄って、世界を全力で楽しもうとする。

そんな子、なかなかいない。

私はこの子の母親になれてよかったと思っています。

ほんとに大変。

だけどね、

これからも悩みながら、失敗しながら、親子で少しずつ理解しあって、認め合って、一緒に成長していけたらいいなと思っています。

そしていつか、この子が大きくなった時。

「あの頃のママ、必死だったなぁ」

なんて笑い話になったらいいな。

タイトルとURLをコピーしました